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悲しみの小車 悲しみの小車 まえがき ? 「小車」言うのは一般に牛車をさすのだそうだ。この牛車と因果との関係は、と思って考えて居れば、なるほど牛車の後輪もどんな場合でも前輪と同じように動いている。そんなところから、牛車を因果の話しの中で例え話で引用されるのだなと思った。そこで、ここ愛媛の内子町に、高昌寺と言う曹洞宗のお寺さんがあるのですが、このお寺、毎年三月のねはん祭りに、あの地獄極楽の絵馬が見られるのです。この絵馬を見て一番に思うことは、人の善悪であると思います。この絵馬を子供の頃、本当に楽しみに行って見たものです。その楽しみと言うのが、あの針の山へ、後ろから鬼に追い立てられて、登って行く人間ですが、それを見ながら、自分は大人になっても、悪い事だけは、絶対やらないぞと思ったものです。しかし事、人間、一生ずっと、お釈迦様のような心境で、生き抜くのも難しいと思いますが、何故か、昔から政治家や、この世の中を、動かして行っている大物などは、特に、自分が黄泉の旅路に付く頃になったら、それまでに、どんな悪をして、その地位に付いた者でも、必ず慈善事業や、何かをやられます。でも、私にすればそんな時に、幾ら良いこと
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